アメリカの大学の授業は大体こんな感じ

 

大学や専攻によって多少内容に違いはあれど、基本的にアメリカの大学では、 ・課題(特にリーディング)が多い ・生徒の発言が多い という特徴があります。

 

授業は5つか4つとる場合が多く、一つの授業は一週間で計150分(2時間半)である場合が多いです。私は次のように、75分×2回の授業を3つ、150分の授業を一つとっていました。

 

Commerce Across Cultures(1.25h×2)

人類学(Anthropology)のカテゴリー。ビジネス人類学、経済人類学等。フィールドワークのショートレポート(3-5ページ)、担当回のレポート(計2回)、中間試験、グループプロジェクトとプレゼン、期末レポート。

 

The Ethnographic Imagination(1.25h×2)

人類学の分野。エヴァンス・プリチャードの古典からルワンダ虐殺やヒップホップに関するものまで多岐にわたる民族誌を6つ取り上げる。ショートレポート5回とレポート3回(5-8ページ)。

 

Public Speaking: Persuasion(1.25h×2)

効果的な表現方法と理論を学ぶが、実践がメイン。アウトラインも評価対象となるスピーチ2回、グループプレゼン、オーラル・インタープリテーション等。

 

Religion, Ethics, and World Affairs(2.5h×1)

国際関係の分野。国際関係と宗教との関わりについて。授業は基本的に討論だが、毎回予習として扱う課題に関連した問いに対するエッセイを書く。ショートレポート(8-10ページ)と発表・討論、期末レポート(25-30ページ)。

ちなみに上記のレポートのページ数はダブルスペースなので、一ページ当たり300 wordsくらいです。

 

次回の記事では、私が大学院で履修している授業について紹介します。

 

※この記事は私が以前作成したものに加筆・修正しています。